ハッテトール

「ハッテトール」なんて商品名は全くなく「貼って捕る」という、
補虫殺虫方法も害虫駆除には有効です。
葉面にこれでもかと発生したアブラムシの駆除に、
頭が真っ白になってしまった時にこの方法を採用していればと思い返されます。

ハッテトール（粘着テープで貼り付けて捕獲する）

葉面や茎などに面状に寄生している害虫（アブラムシ等）を、
一つ一つ駆除するのは困難ですが、

粘着テープを利用すれば、簡単に補虫する事ができ便利です。

粘着テープには養生テープを利用

養生テープと聞いて、すぐに緑色のあのテープを想像した方は、
DIYが大好きか、建築・塗装業界や引っ越し業界の方かもしれませんね。

その養生テープの粘着力は絶妙で、
壁や床などを傷つけることが少なくて安心できるテープです。

養生テープにも様々なメーカーからの商品がありますが、
最も有名な「パイオラン」が粘着性、剥離性共に最も使いやすい商品です。

この粘着テープを「野菜の葉面」に貼り付けて、害虫を捕獲します。

葉面に沸いたアブラムシを捕虫・駆除

これまで、アブラムシ駆除にはニームオイル散布の方法をご紹介してきました。
この方法はこの方法で駆除を実感できます。

ただニームオイル散布による駆除は、
どうしても、３日～５日くらいの時間が必要になります。（実測値）

またできる限り散布後、晴天の日が続いてくれた方が、
ニームオイルが洗い流されなくて効果が高い事も想像できます。

アブラムシが黒点化

でも、何日も待っていられない、今すぐに駆除したい。

そんな時に、アブラムシを軍手で潰して駆除してもいいとは思います。

私も以前、軍手をはめた指ですり潰すように駆除した事もありました。

ただ、この方法では葉裏が汚れて、
かつ他の汚れが葉裏に付いたりして、ゴミとアブラムシが見分けが付かなくなったり、
葉の裏がべたべたとしたアブラムシの体液まみれになって良くありません。
※ウィルスなどの感染症に感染するリスクも高くなると思われます。

そこで、潰さないようにテープに貼り付けて、
駆除するととても綺麗に駆除することができます。

葉面に寄生したアブラムシをこの記事用に残しておきました(笑)

葉裏に寄生したアブラムシ

実際に養生テープを貼って補虫しています。

養生テープで補虫

１回ではすべて取り切れませんが、
手で取るよりも遥かに効率的です。

補虫したアブラムシ

ここで、クラフトテープではなく、ガムテープでもなく、
養生テープを使うのは、やはり葉裏を傷つけない為です。

上記の写真でも、
キュウリの葉裏の毛などが取れてしまっていないことを、
確認することができます。

コツコツ新しいテープなどに変えたりしながら、
ペタペタ続けると、葉裏が綺麗になります。
※黒い点はアブラムシの死骸と思われます（ニーム効果）

何度か補虫後、処理完了

ちなみに、葉裏にアブラムシが密集している場所だけでなく、
ついでにアブラムシが寄生していない葉裏もチェックすると、
アブラムシの成虫と思われる羽のある虫がいたりするかもしれません。

成虫も忘れず捕虫

ついでに補虫して駆除しておくといいでしょう。

逃がさず捕虫する

ただ、こうした虫はある程度、
畑に固定設置した黄色粘着テープでも捕獲可能かと思います。

併用するとよりクリーンな環境が構築できることでしょう。

粘着テープは・・・

養生テープはネット経由で購入するほどのものではありませんが、
一応、ご紹介しておきます。

Rakuten Promotion

JAN：4967529565129

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公式の商品ページは以下になります。

ダイヤテックス株式会社｜粘着テープ｜産業資材｜農業資材｜物流資材｜人工芝｜東京都千代田区

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