おちょこ・ぐい飲み・ショットグラス
菜園で出会う様々な害虫の被害を最小限にするには、
入れない(産卵させない)ことも大切ですが、
こまめな捕獲と殺虫も重要です。
そんな害虫の捕獲に便利に利用できるのがおちょこです。
ここではおちょこを使った捕獲と殺虫についてご紹介します。
おちょこ・グラス
おちょこやグラスは珍しいものでもなく、
ご家庭に眠っている使われていない食器を使います。
捕獲した害虫をおちょこグラスに纏めて捕らえています。
おちょこに入れるにはピンセットを使うと便利です。
葉面にいるイモムシなどの動きの遅いものは、ムニッと掴んで葉から剥がします。
その為、この先が広がったピンセットは丸い体形を挟むのに便利です。
おちょこの壁面を登ってくることもありますので、
注意が必要です。
適宜、突くか振り落とします。
あまり見て気分のいいものではありませんが、
捕獲した害虫を、おちょこを逆さまにしてポンすることで開放し、
即座にバーナーで一気に追悼します。
捕獲し閉じ込める、潰す、水攻めにする、殺虫剤を使うなどなど、
色々な殺虫方法を試しましたが、
この方法が一瞬の苦しみで済む方法だという結論になりました。
ピンセットでつかみにくいものは、
おちょこを下に構えつつ、上からピンセットで進路妨害すれば、
容易にオチョコへ誘導することができます。
おちょこに落とし込むと逆さまになるようなこともありますが、
むしろこの方が安全です。
軽く、おちょこの表面を濡らしておくなどすると、
逆ささまになった状態から、ひっくり返りにくくなり逃げられるリスクが減ります。
あまりにも情けない姿になっています。
どんなケースでも最終的に私は焼却処分を選択しています。
これは毛虫でもカメムシでも、
その他、産卵された卵でも同じです。
産卵された卵は葉からすべて取り除くのは難しいので、
葉ごと切り落とし、そのまま焼却します。
ピンセットで掴むには小さすぎるアオムシなどの場合も同様です。
小さすぎるアオムシの場合は、まだ卵の傍に居ることが多いので、
卵と一緒に焼却すると効率的です。
このように、私の場合おちょこを使って捕獲した虫を集めて持ち歩いています。
場合によっては柄が付いたおちょこサイズの器があれば、
万が一にも逃げ出してきても手に触れるリスクが少なく安全です。
毛虫にはカブレるものもありますし、
できる限り触れにくい道具を利用して捕獲するのがいいでしょう。
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