アオムシ〔モンシロチョウの幼虫?〕(キャベツ)
アオムシとは明確に何の幼虫という事ではなかったんですね。
「蝶や蛾の幼虫のうち毛で覆われていないもので緑色のもの(WikiPediaより)」
そんなアオムシはキャベツに付くと大被害になりますが、
早速、キャベツを粛々と食べるアオムシが発生しましたので駆除しました。
春から梅雨前頃までモンシロチョウが飛んでいるなと、
嫌な予感がしながらも何をするでもなく放置してきたキャベツ。
ちゃんとトンネル設置でもしていればお互いに幸せだったのかもしれない。
キャベツの被害状況
キャベツのトンネル処置が遅れた結果(やる気がなかった)
卵を産まれ、気付いたときにはアオムシの餌状態。
葉はもうスッカスカ。
アオムシに食害されてこの状態になった頃から、
トンネルの敷設を開始し、毎朝アオムシ探しの格闘を始めました。
アオムシと格闘する際にはピンセットがとても便利です。
特に先が折れていてて、かつ曲線形状のピンセットが、
アオムシ捕獲用と言っても過言じゃないくらいに便利。
アオムシ〔モンシロチョウの幼虫?〕(キャベツ)
葉の上に葉脈と見違える程に同化したアオムシ。
見つけるとこんな感じです。
アオムシを見つけるこつは、フン。
アオムシ、キャベツの色よりもより濃い緑色をした点状のフンが、
アオムシが食害している場合には葉の上に点在することになります。
緑色がフレッシュなもの(一晩たつとより濃く深緑になる)が、
葉の上にあったとしたら、
パッと見、アオムシが居ないように見えても、必ずいます。
ええ、必ず。
これを、ピンセットで、むにぃーっと挟み、葉から引きはがします。
ピンセットを使うのは、何かのヘラのようなもので取ろうとすると、
真剣にしがみついていることも多くあり、うまく葉から剥がれてくれません。
ピンセットでしっかり挟めば、簡単に取ることができます。
捕獲完了です。
なんか、申し訳なさそうな姿というか、なんというか。
このキャベツに産み付けた母を恨みな。
一匹捕獲して安心とはいきません。
ピンセットの先で葉を動かして違う角度から見たり、
裏側を確認したり。
さっきは見えなかったはずなのに、ちゃんといるからアオムシは不思議。
擬態が上手と言うか、色が同じすぎるというか。
この時は、丸まった葉の中に隠れていました。
さて、こうして捕獲したあとの処理。
最初の頃は迷いました。
どうしたものかと。
で、行きついた答えが以下の案。
こうやって、コツコツ毎日取り続けたアオムシ。
苗キャベツ2株で捕獲したアオムシは、
- 6/23 8匹(駆除後、トンネル施工)
- 6/24 2匹
- 6/25 2匹
- 6/26 4匹
- 6/27 3匹
- 6/28 2匹
- 6/29 食害被害停止(計21匹)
しっかし、同じトンネル内にはキャベツだけでなく、
白菜、レタスもあるのですが、キャベツが本当にお好みのようで、
他は食害してこないものですね。
卵がキャベツに産み付けられた。それだけかもしれませんが。
アオムシだけにとどまらい害虫被害
アオムシは大食漢とはいえ、見て捕獲すれば済む害虫。
対応さえちゃんとすれば処理できます。
それより捕獲が困難で数が多く、地味に食害をしてくる
「キスジノミハムシ」は手におえない。
細かな穴をポツポツと開け、じわじわ株を弱らせる。
薬剤散布は一定の効果はあるのだろうけど、
家庭菜園でより安全な野菜をと思って作り、農薬まみれにしてたら意味がない。
それだったらプロの農薬管理されている野菜の方が、
なんぼか安全な気がします。
今のところ、トンネル内の「キスジノミハムシ」は減少傾向ではあります。
お好みの若葉が減ったことも理由かもしれません。
ただ、トンネルの中に入れない代わりに、出ることもできない。
トンネル内での兵糧生活になっています。
体長3mmだと十分に立てこもるだけの食料は確保されてしまっています。
来年は播種直後からトンネル施工ということになりそうですね。
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