【収穫0】トウモロコシ〔ポップコーン/苗〕 2016春
通常はトウモロコシの異種間受粉が起こってしまうため、
畑の近い場所に種類の異なるトウモロコシを植えることはダメとされています。
ですが、時期を少しズラしてトウモロコシの「ポップコーン」という品種を植えてみました。
が、結果収穫できるようなものは採れませんでした。
目次
トウモロコシ〔ポップコーン/苗〕 2016春
私たちはフライパンで自分で作るポップコーンにハマっています。
その為、菜園で採れたトウモロコシでポップコーンが作れたらいいなと、
なんとなく買ってきて「ポップコーン」の苗を植えました。
当初、このサイト運営を想定していなかったので、
写真はほとんどありません。
定植(時期不明:2016年4月末頃)
定植は2株を約60cm間隔で植えました。
野良猫(推定)被害の発生(時期不明:2016年5月頃)
苗が土壌に根付いて、これから大きくなっていくだろうと思っていた矢先、
トウモロコシの新芽の部分が何者かにかじられてしまいました。
見るも無残に株の真ん中あたりでシガシガされたような状態で、
途中で葉が折れてしまっている状態になりました。
畑には猫がフンをしていく状態が続いていた為、
様々な猫除けの施策を行っていましたが、
このトウモロコシの苗を猫草のようにかじられた被害が一番ショックでした。
もうダメか・・・と、株の撤去も検討しましたが、
空いた畝に特に植えるものもなかったので、勉強の為にもそのまま放置しました。
※なお、ポップコーンは早々に諦めていた為、
寒冷紗などは行わず無保護で育成しました。
アオクサカメムシの発生(確認:2016/06/28)
この頃、ポップコーンの実が出始めて、髭が伸び始めている頃でした。
雄花も花粉を付け始めた頃で、人工授粉真っ只中の時期です。
何だか黒く、白い点と赤の点が鮮やかな虫が、実の先端でうごめいていました。
アオクサカメムシは実などから汁を吸うため、
大切な実をダメにしてしまう害虫です。
ですが、この時点では明らかな食害にあったところもなく、
虫の捕殺のみで対応が可能でした。
授粉期(2016/07/02)
この頃のトウモロコシは背丈も1mを超える程になり、
雄花と雌花が出始めていました。
そもそも若い芽の頃に途中からへし折られて、かじられたトウモロコシが、
よくまぁこのサイズまで育ったものだと思いました。
根元付近を見れば、痛々しい傷が多くあるのがわかります。
ただよく育った方の株は、先端の雄花が最初から欠損した状態で育ちました。
欠損は痛々しく、情けない姿です。
片やもう1株の方は、実(雌花)が全くでない状態になったものの、
雄花は健在でした。
そこで、片方の雌花に、もう片方の雄花で受粉を行うようにしたかったのですが、
貴重な雄花が開いて、これから受粉!というタイミングに、
天気が雨になってしまったり、
新しく雄花が開いたときに強風ですべて飛ばされたりと、
兎に角タイミングが合わない受粉になってしまいました。
少しでもと思い、雄花からケースに花粉を採取して、
雌花が出るタイミングを待ちましたが、
花粉は時間が立つと固まってしまったりとうまく保存ができませんでした。
なんとか結実させるぞと頑張っては居たものの、
元々は傷だらけの体。
至るところに弱い部分があり、
虫にかじられたり、雨がうまく乾かず部分的に腐ったりと散々な状況でした。
収穫期(2016/07/07)
それでもこつこつと大きくなった実を収穫してみたりもしたのですが、
やはり受粉不足で実はスカスカという結果になりました。
それでも、収穫が0だったわけではなく、
ちゃっかりできたヤングコーンは4本ほど食べてみました。
ヤングコーンと言うだけあって、
雌花が出る前に収穫して食べるのがベストだなと実感しました。
雌花のひげが出てしまってからヤングコーンとして収穫しても、
実際には「青臭い」香りが漂って、決しておいしいものではありませんでした。
次回への課題
苗の幼いころに害獣からの被害をどのように守るのか。
猫草の代わりにかじられてしまっては被害甚大なので、
次回は防蝶、防鳥、防獣の3ガードをするように保護したいと思います。
トウモロコシは根が土中から出てきやすいので、
土の表面から出てしまった根は、しっかり土盛して生育を補助したいと思います。
たぶん、当たり前の事なんでしょうけど、
始めてってこんなものですね。
秋にリベンジするための播種を行っています。
躓きながらも発芽に成功し、育苗を開始しています。
日光種苗㈱ ポップコーン(バタフライタイプ)
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JAN:4964545422153
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公開日:
最終更新日:2016/08/25