【整枝】キュウリの7節以下の葉、脇芽、幼い実(花まる)を剪定
キュウリを蔓仕立て(立体栽培)にて生育していく場合には、
「株元から7葉までを切除する」という育て方があります。
2016年の秋キュウリではこの方法を採用し、
実際に7節目までのすべての葉、脇芽、幼い実(花まる)を切除しました。
下から7節までの葉、脇芽、幼い実(花まる)を剪定
春植えのキュウリでは一切、摘芯・剪定を行わずに生育してきましたが、
秋キュウリでは株元から7節目までの葉、脇芽、幼い実(花まる)を剪定し、
切除するようにしました。
このキュウリは以下の栽培にて生育中のキュウリに実施しています。
この手法は以下のキュウリ生育方法で紹介されていたものです。
整枝
7枚以下の花・脇芽を取る。
(脇芽から)3枚目の葉の長さが5cm以上の時摘芯する。収穫
花付が多すぎるときは花まるで収穫する
変形果は小さいうちに収穫し、他の果実の肥大を助ける。
No.11株の例です。
以下のような葉が多くついている状態でした。
これから約7枚目までの葉と脇芽、花をすべて切除しました。
適宜、葉の傷んでいるものも併せて切除しています。
※以下写真で、下の方の葉と実が1か所残っていますが、
撮影用の為残しているだけで、撮影後に切除しています。
すべて切除し終えた状態です。
とてもすっきりした状態になりました。
露地植えのキュウリでこれまで葉に斑点が出る症状が出ていましたが、
切除後の新しい葉には斑点はでなくなりました。
別で生育中の「地這いキュウリ」も敷きワラをしたことによってか、
斑点の発生がかなり抑えられている印象です。
7枚目までの葉等を切除する理由は定かではありませんが、
雨の跳ね上げのによる細菌病への感染を抑えるという意味もあれば、
地表に近い部分で結実しても、
地表に実が当たってしまい食用に適さないという事から、
最初から結実させないという意味もあるかもしれません。
実感としては、敷きワラによる雨の跳ね上げを減らすことで、
一定の病害は減るように感じますが、
そうした施策を行わない場合には、
7枚以下切除も1つの予防策として有効なように感じます。
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公開日:
最終更新日:2016/09/17