家庭菜園から農家への記録

【収穫0】にんにく〔ホワイト六片にんにく/苗〕 2015秋

今の家に引っ越しをしてから、最初に植えた野菜が玉葱。
そして次がニンニクと非常に初期の頃に家庭菜園を始めるきっかけになった野菜でした。
それと共に、家庭菜園の厳しさ・難しさを感じさせてくれるいい経験もさせてくれました。

 

にんにく〔ホワイト六片にんにく/苗〕 2015秋

当時は、こうしたサイトの運営など頭にもなく、
自分たちが食べるものが少しでも自給できたら、それだけで始めた家庭菜園です。
その為、この頃の写真は残っていません。

 

定植(日時不明:2015年11月頃)

ニンニクより少し早く植付を行った玉ねぎが2015年10月25日でした。
その後、半月程度たった頃にニンニクを植え付けたように記憶しています。

秋に植え付けたニンニクは忙しかったこともあり、
潅水以外はほぼ放置し、年明け、春と季節が過ぎていきました。

 

育苗(日時不明:2015年5月頃)

この年に植えたニンニクは以下の種類のものを利用させてもらいました。

その、ニンニクの苗の説明書には以下のように書かれていました。

栽培のポイント

日当たりをよく好み、水はけの良い土を好みます。植付前に1㎡当たり苦土石灰と化成肥料100gずつ与えておきます。10~15cm感覚で植え付け、十分潅水しておきます。乾燥を嫌うので株元に敷きワラ等をして、水やりに注意してください。
春 トウ立ちしたらその都度その芽を茎ごと摘み取ります。下葉が2~3枚黄変してきたら収穫します。収穫したら葉を落とし、日陰で吊るして乾かします。

(引用)パッケージより

garlic-unknown_2015autumn_st01

種パッケージ・植え方

JAN:4903149493695
4903149493695

 

春が過ぎた5月の末頃に、丁度玉ねぎを撤去することになり、
その際、一緒に、にんにくの株も取り除く決定をしました。

2015年の春玉葱は、私たちの地域の菜園家の皆さんに話を聞くと、
皆「玉葱がダメだった」と口を揃えて言う特徴的な年だったようです。

その他にも「株が消滅する」「立ち枯れする」など症状は様々のようでした。

 

春に一気に暑くなった週が2週間ほどあり、
その頃はまるで夏の陽気でした。

その影響が出てくるだろうと、
知人の知り合いの玉葱農家さんは言われていたようです。

私の畑では、株の消滅と、根に糸状菌が寄生して生育阻害が発生してしまいました。
以下が記録です。

 

株撤去(2016年5月末頃)

ニンニクにもそんな影響があってか、なかったかは分かりませんが、

いつまで待っても春の「トウ立ち」がしませんでした。

トウ立ちしないまま株が消えたり、葉が枯れたり、
成長が止まってしまって変わらない株など明らかに何かが起きている・・・そんな年でした。

 

実際、収穫は行ってはみたものの、
ニンニクらしさはあるが、全然株が太っていない状態で終了する事となりました。

しばらく乾かしてから、持ってみた所明らかに軽い。
中身がスカスカな状態だと推測します。
とても食べられたものではありません。

 

妻には「ニンニクはまた来年リベンジだね」と諭される結果となりました。

リベンジを秋植えのニンニク(球根)で開始しています。

また10月過ぎには苗も出てくるでしょうから、
その頃には苗でもリベンジを行う予定です。

 

家庭菜園で土づくりも一切行わず、
この時は、表記にあるような苦土石灰、化成肥料の施肥も行いませんでした。
※基本的に無化成肥料・無農薬を目指しています。

その為、苗の良しあしというよりも、私自身の責任で失敗しているわけです。

自分なりの家庭菜園の方法やアプローチをコツコツ積み上げて、
作り上げていかなければダメだなと痛感した2作目の野菜でした。

 

なお撤去時、ニンニクの根には糸状菌糸等の発現はありませんでした。
生育不良の原因が、養分不足なのか、天候不順なのかは不明です。

単に私の育て方が悪かっただけという事にしています。

 

スケジュール(ガントチャート)

この野菜育成の日程は以下を予定しています。

 


公開日:
最終更新日:2016/09/17

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