家庭菜園から農家への記録

【育苗中】《プランター クローバー混植 2,12,20 》キュウリ〔秋どりキュウリ・はやみどり/種〕 2016夏

通常は露地土壌で育てるキュウリですが、ゴーヤなどのグリーンカーテンのように、
プランターでも十分生育可能だろうと判断し、余った苗をプランターに定植しました。
季節は秋めいてクリーンカーテンの必要性もない時期ではありますが。

追記

苗が余ってしまったことから新たにプランターに定植を行う事にしました。
プランター育成で困るのが養分です。
追肥を行ったりしながら養分補給をしなければいけなくなるプランター栽培で、
なんとかプランター内である程度の養分を自給できないものかと、
このプランターには、クローバーを混植しました。

 

プランター土壌栽培・シロツメクサ混植(キュウリ)

プランターの定植に利用した苗は種より育苗したものを利用しています。


No.2の2株と、以前株分けを行ったものの1つNo.20を利用しています。

 

プランターに入れた土は畝で利用しているものをそのまま投入しています。
プランターの底には水はけを考慮して、砕石を敷いています。

土壌はC/N比を低く抑えるように気遣いを試しています。
※秋の育成の為、虫などの害虫被害は元々少ないだろうとは思いますが。

 

プランター定植(2016/08/17)・・・播種18日後

キュウリをプランターで育てようと余っていた苗を定植します。

No.20の苗も株分けから7日が経過して本葉が増えて貫禄が出てきていました。

hayamidori_2016summer_planter_st01

苗No.20

 

ふと何やら新しい芽が出ていることに気付きます。

てっきりNo.5で発芽しなかった1株が、
後から出てきているのだとばかり思っていましたが、
株分けの時に誤って、ソバの種が土に紛れてしまったようです。

hayamidori_2016summer_planter_st02

ソバが誤混植

 

No.2の2株も3枚目の本葉が出てきていました。
2株目をNo.12として採番しています。

hayamidori_2016summer_planter_st03

苗No.2,12

 

プランターにそれぞれを定植します。
茎が長く出ていましたので、少し深めに定植し土盛りした状態にしています。

No.2の2株は土を崩さず、ポット上げからそのまま定植しています。
株が少し離れているのは土盛りで斜めにストレスをかけています。

 

プランターに定植した状態です。
かなりの過密状態になっています。
育ちのいいものを残して、間引くかは今後考えます。

hayamidori_2016summer_planter_st06

プランター定植

 

これはあくまでもプランターでの育成実験です。
このプランターは、W600w x D260 x H260 の深型プランターですが、
このサイズに3株は明らかに密集した状態になっています。

収穫を期待しての定植なら、1株程度が適当だと考えます。

 

なお、ソバは丁重に畝に定植しました。

hayamidori_2016summer_planter_st07

ソバは丁重に畝に定植

 

クローバー(シロツメクサ)混植実施(2016/08/20)・・・播種21日後

クローバー(シロツメクサ)はマメ科の植物で益草であると言われます。

クローバーと聞くと、どこにでも生えている雑草と思いがちですが、
似たような「カタバミ」という雑草だったりするものです。

マメ科の植物は、空気中の窒素分を取り込むことができ、
その窒素分を根に固定して養分として利用ができる植物だそうです。

また他の植物と混植することによって、
他の植物の生育を助けるなどのメリットがあると言われます。

一緒にキュウリを植えているケースはあまり見かけませんが、
ここではクローバーとキュウリの混植を、プランター環境で行ってみます。

クローバー有無の比較の為、新たに1つプランターを追加しました。

 

それぞれの苗株の状態と背丈はほぼ似たような状態です。

hayamidori_2016summer_planter-clover_st11

開始時点の苗状況

 

背丈もほぼ同じ。

hayamidori_2016summer_planter-clover_st12

開始時点の苗状況(株丈)

 

シロツメクサ(クローバー)の種を準備します。
ソースディッシュ容器に底が隠れる程度入れた種を散布します。

hayamidori_2016summer_planter-clover_st06

クローバー種の準備

 

土の表面にまんべんなく種を散布しています。
丸部の黄色い点がシロツメクサ(クローバー)の種です。
※丸部以外に見えているものすべてが種。

hayamidori_2016summer_planter-clover_st07

表面に種散布

 

株元にもしっかりと撒きます。

 

種を撒き終えたら、バーミキュライトで覆土しました。

hayamidori_2016summer_planter-clover_st10

覆土はバーミキュライト使用

 

後は、生育が進むのを待って、
どのような生育が見られるのかをチェックしていきます。

シロツメクサ(クローバー)によって養分が供給されるのは窒素(N)です。
その為、葉の生育には養分の供給が期待できるものの、

実が必要とするであろうリン(P)は別途供給する必要があると予想されます。

原則、追肥は行わない方針ですが、
状況に応じて追肥を利用する場合もあります。

その際には双方プランターに同時に同量の追肥を行って、こちらに追記します。

 


苗の状況が変わりましたら、またお知らせしていきます。

 

トーホク交配 秋どりキュウリ はやみどり(品種番号 07066)

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種パッケージ・植え方

 

種の見た目とサイズは以下のようなものが入っています。(2016年)

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キュウリの種

 

種のサイズとしては比較的に大きい部類になるでしょうか。
※見えにくいですが、皿の底のグリットは1mm方眼です。

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キュウリの種(はやみどり)・拡大

 

スケジュール(ガントチャート)

この野菜育成の日程は以下を予定しています。

 


公開日:
最終更新日:2016/08/24

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