秋キュウリにアオムシ被害発生
キュウリにもアオムシの寄生が確認されるようになってきました。
キュウリは葉物野菜ではない為、春植えのキュウリの時には、
葉の食害などもきにせず生育してきましたが、
秋キュウリではしっかりと対応をしていきたいと思っています。
なお、このアオムシ被害を受けた株は、
以下でご紹介している露地植えのキュウリです。
アオムシ被害発生(2016/09/05)・・・播種37日後
この頃の秋キュウリは生育自体は順調に進んでいるように見えていますが、
キュウリの葉にちらほらと穴が開けられているのが目立つようになってきました。
※以下の写真は、1日後の9/6撮影です。
葉裏に同化したアオムシ駆除
キュウリの葉の裏を確認するとこのような状態です。
実は、既にアオムシが写っています。
アオムシはこの位置にいます。
時間帯が夕刻の為、写真が非常に見にくくなってしまっていますが、
日中でも結構、見つけにくい同化っぷりです。
このように葉裏に隠れているアオムシをコツコツと、
テデトールで駆除していきます。
葉の裏だけでなくより探しにくい若芽部
葉裏などは手で裏返してチェックすれば、
アオムシを見る心眼さえ養えば対応ができます。
さらに面倒なのが若芽の部分です。
パッと見はどこにアオムシが居るのかは分かりません。
しかし、小さな「フン」が点在していることが分かります。
アオムシのフンがある場所には、必ずいます。
若芽の中などを葉を広げて確認していくと、
葉の根元の狭い空間に隠れていました。
コツコツと探していくことしかありませんが、
本当、薬剤に頼って一気に駆除したくなるほどです。。。
若芽に隠れているのはアオムシだけじゃない
若芽に隠れているアオムシは、
まだ「フン」という手がかりがありますので分かりやすい方です。
しっかり若芽の中をチェックしないと見つからないのが、
やっぱりアブラムシです。
こちらは前回同様、ニーム散布で容易に駆除が可能です。
一度、アオムシの駆除に使ってみたい農薬に、
「トアローCT水和剤」という細菌農薬があります。
BT菌と言う細菌を利用した農薬で、有機JASでも利用が可能な農薬です。
今のところはテデトールを続けている状態ですが、
今後は1株程度に「トアローCT水和剤」を試してみたいと思っています。
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