アゲハ蝶による産卵を現認。美しいと和んでいる場合じゃない・・・。
いつも見かけると畑から追い返したりしていたアゲハ蝶。
アブラナ科に付く分にはまたか・・・なのですが、
セリ科のニンジンに停まる姿に違和感を感じて、産卵模様に見入ってしまいました。
ついつい美しいな・・・と和む姿は、後から痛い目に遭うハニートラップです。
アゲハ蝶による産卵を現認・人参(2016/07/15)
畑をいつものように見回っていると、
如何にも産卵場所を物色しているような姿でアゲハ蝶が飛んでいました。
以前、アブラナ科野菜にはトンネルを施工していた為、
「残念だが産めそうな場所はないよ」と心で呟いていました。
が、ノーマークのニンジンへと向かっていきました。
「ニンジンはお好みじゃないだろう?」
しばらくすると、明らかに何か産んでるポーズをしています。
「えっ?いけちゃうの?」
器用なポーズで、しなり易いニンジンの葉に産卵していきます。
羽ばたきながら、ホバリングしています。
へぇ、ニンジンにも産卵するのかぁ・・・。
そう見とれていること5分ほど。
しっかりと葉の上には卵がいくつも産み付けられていました。
「キアゲハ」は「セリ科」植物が食草としていますので、ニンジンはターゲットです。
他、ミツバ、アシタバ、パセリ などもセリ科です。
私が無知だっただけです。
美しいと和んでいる場合じゃない
さて、普通であれば、産み付けられた卵は即除去するところですが、
今回のニンジンは生育が止まっているし、
おそらく収穫は望めない。
だったらこのままふ化させて観察しよう、となりました。
しっかりと成長し、葉をすっかりなくなるくらいに食害する姿は、
まさに害虫でした。
元々、既に収穫を諦めているニンジンでしたから、
アオムシの発生で困った!というケースではありませんでした。
今年はむしろ、キアゲハの産卵に遭遇できた事が、ちょっと嬉しかった。
でも、次からはそうはさせないから。
当サイトでご紹介している各商品・苗・種等の結果は、
あくまでも私1個人が使用した結果としての1例です。
各商品・苗・種等の品質、良し悪しなどを表すものではありません。
個人的な興味で正しい時期以外の作付や、使用方法を逸脱した利用方法など、
興味を感じたものを自己の責任において試しているものもございます。
記事の内容をご利用の際には、
十分にご検討の上、ご自身の責任の範囲でご利用ください。
当サイト内のコンテンツおよび画像を含むすべてにおいて、管理人アルゴリズンが著作権を保持しております。
当サイトでご紹介しております写真等につきましては著作権の放棄はしませんが、
ライセンスフリーでご利用いただいて構いません。
コンテンツを有益であると感じていただけましたら非常に光栄です。
ありがとうございます。
サイト内コンテンツを引用される際には、出典元として当サイト(個別記事)へのリンクをお願いいたします。
申し訳ございませんが、無断転載、複製をお断りさせて頂いております。
公開日: