家庭菜園から農家への記録

オクラ〔苗〕・2016

オクラはアオイ科トロロアオイ属というあまり耳慣れない属の野菜で、
2016年の生育感想としては「植えたら放置」で育つ簡単な野菜だと思います。
※毎日の水やりは必要。
もし畑があってサラダや納豆などオクラをよく使うシーンがあるのであれば、
1、2本植えておくと時期が来た頃にオクラ祭りが楽しめるでしょう。

 

土壌

オクラの苗は近所の苗屋から、
義母が買ってきてくれたものを急遽畝を作って植えました。

その為、面倒な土づくりもろくにしていません。

ホームセンターで売っているような「花と野菜の土」のようなものに、
腐葉土をまぜて作っています。

一般的な畑と少し違う点は畑予定地に、
建設用の「真砂土(砂利が多いもの)」が入っている点です。

ベースがこの真砂土5割くらいになっていると思います。
水はけは良く、雨で押し固められやすく、表土はすぐにカチカチになります。

アバウトですが以下のような配合かと思います。

真砂土5:花と野菜の土2:腐葉土2:赤玉土(大玉)1

 

肥料

基本的に肥料をバンバン与えるタイプの人ではないので、
記憶があいまいではありますが、
5月中旬ごろに一度、油粕をパラパラと株元に撒いた覚えがあります。

その程度です。

 

オクラ苗定植(2016/04/18)

オクラの植え込みは春先に行いました。

どんな苗も植え時がいつも難しいなと思うのですが、
ホームセンターで売っている頃であれば、大きくは外していないと感じます。

早すぎても霜が降りる頃など過酷な環境でもない限りは、
前半の成長が遅く「育っている気がしない」というだけで、
ちゃんと時期がくると大きくなるものだと感じます。

焦って肥料など与えなくてもじっくり待って大丈夫と思います。

okra2016_st01

01_苗定植直後・オクラ

 

オクラ(2016/06/19)

オクラを植えてから水やり以外放置すること2カ月。

植えてから5月中もあまり成長している感じがしなかったものの、
それは周囲がトマト、とうもろこしなどの、
グングン成長して高さが伸びる野菜があったせいかなと思います。

オクラ的には自分なりの高さで、
しっかりと成長していたのだろうと思います。

オクラはあまり高さが伸びる野菜ではなく40~50cmくらいです。

それでも6月に入ったあたりからは、
左右に葉を大きく広げるようになってきました。

okra2016_st02

02_2ヶ月後・オクラ

 

オクラ収穫(2016/06/23~)

6月中旬になるとオクラも花を付け始め、
花が咲いては、実を付けてを繰り返し始めます。

既に収穫時期を迎えたオクラです。

okra2016_st03

03_つぼみとオクラ・オクラ

 

オクラは結実してからは成長が早く、
毎日のように実の大きさをチェックしていないと、
気付いたときには食べごろを過ぎた大きさになってしまいます。

早め早めで収穫していくと無駄にすることなく収穫ができていいと思います。

 

オクラの実がなるまで

上の写真のつぼみのように、黄色い花を付けるオクラです。

花が開くと全体の株のサイズからは迫力のある花を咲かせます。

okra2016_st04

04_花側面・オクラ

 

花は朝方に開き始めて、また閉じるを繰り返します。
日中に暖かい時間帯であれば、大きく花開いた姿が見られるでしょう。

okra2016_st05

05_花正面・オクラ

 

花が閉じ、鮮やかな色が茶色っぽく枯れた花になると、
次第に実が大きくなり始めます。

大きく太くなっていく実は、枯れた花を押しのけて落とします。

花が落ちた後は、実がちょこんと顔を出した状態になります。

okra2016_st06

06_つぼみと幼実・オクラ

 

ここからは1、2日チェックせずにいると、
食べごろを過ぎて大きくなりすぎてしまいます。

実がなりだしてからは1日おきぐらいには、
次々と収穫をしていくペースでなり続けます。

キュウリのように次々となるタイプの野菜です。

okra2016_st07

07_次々に大きくなります・オクラ

 

商品コード等

このオクラ苗は地元の苗生産会社の苗を直接購入したものです。
その為、JANコード等の一般的な商品コードはありません。

 

その他の果菜類

以下から、その他の花菜類を見ることができます。

管理コード:16ES20001

公開日:
最終更新日:2016/07/22

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